という話を、約一年前に、ここに書きました。
[「金工作家と名乗ろう」の話](同ブログ2011/4/21の記事)
あのときの書き出しには、
“「きみたちは、若い作家であって、作家が大学院という所に居るんだ」
という言葉を、「作家」である教授陣から何度もいただきました。
なんだかきのよわい話であります。
若い作家が、外に場所を探しきれず、金銭面を他に頼ってあしぶみをしているようで。”
とありました。ああ、とても素直な感想だったなぁ、と。いまになって思えます よく背伸びしないで言えたなぁ、と。
私にとって作家という肩書きはまだ全然重たいものであります
ですが重た「すぎる」ものでは、ないと思っています
ひとによっては学生が作家と名乗るなんてと 思われてしまうかもしれません。
とくに、私をよく知っている人から言わせれば。笑
だけど 物事はすべて口にするところから始まるのではないかと 私は思うのです
自分で作家と言わないのに誰がそう認めてくれるでしょうか
認められたいから 自分でいうのです
自分がいった言葉の重さに、自分の身体を合わせていく。
たとえば楽に持てるウエイトでトレーニングを続けても、今以上の筋力はつかないし
ずっととはいわないけれど、たまにちょっと息切れするくらいの負荷をかけてみたり
時には持てないんじゃないかと思うくらいの重さに挑戦していかないと、今以上の力は付いてくれないように思うのですね
自分より大きめの器を用意する。自分が器に、合っていく。
そうしないと大きくなれない。と 私は思うのです
もしくは、それが理想に近づくための最短距離だ、と。
ただ、いつも覚えておかなくてはいけないのは
私ががむしゃらに大きな夢を追って走れるのも、自分と関わってきてくれた人たちが、いまも見守ってくれているからだということ。
だから、これを読んでくださってるあなたに、本当にありがとうを伝えたいので
私は死ぬまで夢を諦めません。
・・・なんだかキーを叩く指も熱くなってしまいましたが
何が言いたかったかというとですね。
いち作家であるために
いまホームページの方を思い切り改装中です。思い切り営業できるように。
いつか、アクセスするとイメージががらりと変わっている、ということが起きる気がします
たぶんアトリエのオープンまでには作り替えたものを(アドレスは、変わりません)アップデートしますので
よろしくどうぞ。
金属蛙 http://web.me.com/chihiroyabusame/metalcraft/
2 件のコメント:
そうなんですね。わたしは何も考えないで生きてるような人なので、千紘さんみたいにきちんと物事に一つ一つまじめに考えてから前進しようとする姿勢と言うのが、すごい!と思いました。と言っても何にも変わらないわたしですが。^^;
これからどんどん、基軸は変わらないかも知れないけど
おもしろく展開していくちひろさんが楽しみです。^^
でも、アートは日本だけじゃないんだよね。世界中にアートがあってアーチストがいて、千紘さんもその一人なんだよね。^^
なんだか私自身は全くそうは思わないのですが、ネが、まじめ、らしくて、たぶんそれが意地になる方にころがってるんじゃないかしらと思うくらい、まっすぐなんですよね。
でも山道に例えれば一旦下ったりしてるんじゃないか(笑)ってくらいくねくねしながらここまで来たので、きっとこれからも、みじかく見ればどこ行くんだろうと不思議になるくらいくねくねしながら、アーチストを目指すんじゃないかな、って思います
まー、ゆるりと、ですケドね。
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