アトリエ金属蛙: 卒業報告。(多摩美術大学学内展にお越しくださった方々、ありがとうございました!)

2013/03/24

卒業報告。(多摩美術大学学内展にお越しくださった方々、ありがとうございました!)

カエルもよろこぶ春がきた。わーい。

昨日、2013年3月23日は多摩美術大学の卒業・修了式でございました。
大学院生は正確には修了ということなんだそうですが、ややこしいから卒業でいいやんね。卒業式でした。わーい。

べつだん長くも短くもありませんでした6年間。相応に時間を踏み固め、日一日と過ごし暮らしてきた6年間でした。
・・・最後の一年くらいは、ちょっと早かったかな。

多摩美術大学では、卒業式典の日取りに合わせて、卒業・修了制作展という、全学科一斉展示会を、多摩美術大学内のあらゆるところで開いているわけです。
その中に、もちろん今年度修了生であるうちの作品も展示してあったわけなのですが、見知らぬ方からTwitterでこんなメッセージいただきました。アカウントは伏せますがあまりにうれしかったのでご紹介させて下さい。。。

“今日卒展で作品拝見しました。夫婦して写真を撮ったのはあの作品だけでした。写真を拡大し、お名前を推測し、目録を探して辿り着きました。来年入学する娘は工芸は力尽きて一階しか見なかった、と悔しがっています。本当に良かった。ご卒業おめでとうございます。”

・・・泣イテモイイデスカ?(・∀・。)
いやもーめちゃめちゃうれしいっす。原動力。ほんとエネルギーになります。
名前よみづらくてすみません。やぶさめちひろと申します。本名です。
力尽きるのもわかります、だって棟も階数も多すぎてとても全学科隅から隅までまわってらんないですもん。。。

うれしいなぁー。
なにかが報われるきがします。
作品をつくったことがむだではなかったというひとつの証明。
こういう証、ひとつひとつに後押しされていないと、作品発表なんてやっていられませんから。
つぎなにつくろうかなぁー。

昨日までの学内展や根津のメタルアートストリート展、それから二人展と、修了制作の発表は3度の機会にめぐまれました。
それだけ、多くの方にご高覧いただけました。
たくさんの、あたたかいメッセージや厳しいご意見をいただきました。
ほんとうに感無量です。
ありがとうございました。

大学院を出て、これからはバイトで生活費稼ぎながらアトリエで作品つくって生きます。
ものすごく不安だけれど
ものすごくうれしいし、たのしいし、わくわくしています。
どっちもです。
末永く、見守っていてくださるとありがたいです。
それと、なにか金属のことでご相談あれば、なんなりと。お仕事ください(^^ゞ

ではでは、ここからは大学院生の肩書き、はずしますよっと。

「私が正義」
2013

W1100*D900*H1200
銅、真鍮、アルミ

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