アトリエ金属蛙: 新作の進行状況…

2012/10/15

新作の進行状況…

どーも、10月ももう半ばですね。えっ、もう半ばですか!?まじか!!!
自分で言っときながらそんな気は全くしていなかったので不覚にも自分の言葉に驚いてしまいました…無念。

さて、新作ですよ。
粘土モデルの写真撮るのを忘れたので…上の写真は顔部分の線モデルです。横幅が45cmくらいありますかねー。
修了制作はデカいのつーくろー、と決めてたのです。
あと、案外大きいほうが自分は作りやすい。という理由もありますが。

ちょいと制作過程▼


このパーツは、カエルの目になる部分で、
銅板の厚さは1.0mmです。
一枚で絞ろうか展開図にしようかかなり迷いましたが、tig溶接の練習も兼ねて展開図にすることに。
同じ形をふたつつくるような場合、展開図はかなり正確に同じ形がつくれるのでおすすめの方法です。
展開図と、それを立体にしたものをBeforeAfterで並べてみました。
左の銅板を、切り出して折って曲げて溶接してできあがり。
もちろん、紙立体をつくるほど短時間ではくっつけられませんが、展開図を切り出し〜溶接・均し叩きまでで6時間弱でできたと思います。たぶん、絞っていたら体力的にも2日はかかるんじゃないかと。

展開図のつくりかたですが、
まず自分で作った粘土モデルを、ポリゴンとして見ます。よーするに面を取るわけです。石膏像なんかをデッサンしてきた人ならよくわかるかと思いますが。
そいで自分で考えたポリゴンを、立体のまま紙の上に書いてみる。
それから、各辺の長さをモデルから割り出して、辺の長さが決まったら展開図を厚紙の上に描いてみる。
描いてみたら切ってみて、組み立ててみてきちんと欲しい立体になってくれればOK。足りない部分や余る部分をその段階でみつけて、修正して、あとは銅板で同じ事をやればいい、という具合です。

…下級生が見ていることを期待してずいぶん詳しく書いてしまいました…

参考になればと、おもうのですが。

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